自分語り

という行為自体はどちらかと言えば人としては大切な事だと思うけれど、自分を語るのに自分でない何かを利用するのは卑怯だし、まして自分を何か別のものに置き換えて語るのは醜いとすら思う。
自分というものを語っているという自覚だけは失わずにいたいし、だから好きか嫌いか、あるいはどうでもいいのかだけは意識しておきたい。
自分を語ることがこの世を語ることだと思い込んでいる人種が本を出してお金を稼ぐのは嫌い。
だってそこに私はいないもの。