げんしけん/木尾士目 2巻

大野さんに外見が似ている女子がいっこ年下の知り合いにいまして、その子はハードコアなオタクではないにせよ週刊少年ジャンプを捨てずにとっておいたら部屋がいっぱいになって困ったりするちょっとずれている子でとても漫画臭くてよろしいとか思ったりしていました。挙動不審で傍目からみると何を考えているのかよくわからなかったりしますが、考えている事はわりとストロングな感じで中身はだいぶん違ったりしますけど彼氏がオヤジっぽいのはいっしょ。
あの時期は私はなんとなく自分の置かれている状況にも自分自身にも納得していなかったので気付いていなかったのだけれど、自分の周囲にはあんなにも漫画みたいな人間ばかりいたのだなあ、などと思い返してみたり。オタクは見事にいなかったのにね。
この漫画はありえなかった過去を掘り返すのに最適なので、連載終了までちゃんと買っていこうと思いました。